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シンガポール住まいのこんなときどうする?!

こんなときどうする?!

不動産の基礎知識

  • 1. 入居後の各種手続き

  • Various procedures after moving

(1) レジデンシャルパスの登録

レジデンシャルパスは、テニスコートやバーベキューピットなどを利用する際に必要になるコンドミニアムがあります。物件の引渡しの日以降に管理事務所から申込用紙をもらい、後日申込み手続きを行ってください。申込みの際は、「記入済みの申込用紙」「各人のパスポートサイズの写真2枚づつ」「Letter of Intent のコピー」などの提出が必要です。

(2) 駐車場の利用申込み

自動車を利用する場合は、カーラベルの発行が駐車場利用のために必要になりますので、乗られる予定の車のナンバーを申込用紙に記入し、自動車の登録証のコピー、その他を添えて(必要ない場合もあります)、管理事務所に提出をしてください。最近ではオートゲートにIUナンバー(車に装備されているキャッシュカードのケースにある数桁の番号)を登録させて自動開閉させるため、その番号を管理事務所に提出する必要があるところもあります。
※各コンドミニアムによって登録方法が違う場合がありますので、念のためマネージメントオフィスにお尋ねください。

(3) ケーブルテレビの申込み

NHKが視聴できるスターハブによる Singapore Cable Vision の視聴申込みは、弊社にお問い合わせ頂ければ申込みのお手続きをさせて頂きます。申込用紙に必要事項をご記載の上、メールもしくはFAXでお送り頂ければ、ケーブルテレビ設置会社よりご連絡差し上げます。一般のスターハブの営業店舗でも可能です。但し、その場合には契約書の写し、エンプロイメントパス、雇用証明などの書類が必要です。

(4) エアコンの定期点検の申込み

エアコンは、シンガポールで最も故障の頻発する設備です。シンガポールは日本と比較してエアコンの使用頻度が全く違い、場合によっては時間運転することもあるため、通常賃貸借契約の中で、借主(又は貸主)がエアコンを定期的に点検・清掃を行うことが規定されています。
エアコン点検の記録用紙は、後日オーナーにエアコンの修理をしてもらう際や、物件返却時に、定期点検を行っていた証拠にもなるものですから、捨てずに大切に保管しておいてください。
(エアコンの修理・メンテナンスは、弊社までお問い合わせください!)

  • 2. こんなところに注意(設備・家電製品)

  • Notes to a place like this

(1) 修理屋を呼んだだけでお金をとられる

シンガポールでは、見積もりや状況を見に来ただけで出張費を要求する業者がほとんどです。また、その場で直せなくても何度も来て、その度に出張費を修理費に上乗せしてくる業者もいますから、修理を頼む前に出張費がどうなるのかを確認してから修理を頼んだほうが無難です。ほとんどの修理は家主に連絡をしてから、家主側でセットアップするのが普通ですが、借主から修理の依頼をする場合や、一旦の立替えをお願いされた場合は、このような注意が必要です。

(2) 家電製品は全部新品、でも外国製のため、使い方がわからない!

基本的には取扱説明書を読んで調べるしかないのですが、家主が用意した電化製品で、マニュアルをなくしている場合などがあります。どうしてもマニュアルが必要な場合は、取り寄せる必要があります。マニュアルはそのメーカーのホームページで調べることも可能です
居住者ガイドブックや保証書なども同様に家主より引き渡されない場合もありますので、引き渡された書類関係はサイドボードの中など、決まったところに大切に保管しておきましょう。

(3) 風呂・洗面器の栓がいつも壊れて、お湯がためられない!

シンガポールのほとんどのコンドミニアムでは、お風呂・洗面器の栓に、日本ではホテルなどにしか使われていない上げ下げ式の栓が取り付けられています。このタイプの栓は、石鹸が軸に詰まったり、錆びて動かなくなったりします。また、高さ調節がゆるんで壊れるケースも多いです。スーパーマーケットなどでゴム栓が売っていますので、金具の栓を外して、口径を図った上でゴム栓に変えるのも良いでしょう。

(4) シャワーホースが壊れてお湯が噴き出してくる!

シャワー本体やホースは金属でできているように見えても、実はプラスチックでできているものがほとんどです。シャワーホースは消耗品です。切れてしまった場合、口径を調べて合うものを購入するのが良いでしょう。シャワーホースの口径は基本的に全て同じですので、スーパーなどで簡単に別なホースやシャワーヘッドを購入することができます。

(5) 電気給湯器のスイッチはずっと入れっぱなしにしておいていいの?

電気給湯器は基本的にマスターバスルームに一つ、共用シャワー用/キッチン用兼用で一つ(キッチンはお湯が出ないこともあります)が設置されています。お湯はこの電気給湯器のスイッチを入れてから20分くらいで出るようになりますが、スイッチを入れてすぐにはでません。一方お風呂やキッチンの電気給湯器スイッチは就寝前など長時間使用しないときは必ず切っておくようにしてください。電源を入れたままにすると内部が過熱し、壊れやすくなります。長期間電源を入れっぱなしにしたことによって給湯器が壊れた場合、オーナーから修理費用を請求されることもあり得ますので、電源はこまめに切っておきましょう。また、引越し時にヒーターの電源スイッチの位置は必ず確認しておきましょう。

(6) 排水トラップって何?

衛生器具の排水管には必ず「トラップ」と呼ばれる構造の排水器具がついています。これは排水管からの悪臭が室内に流れないように排水管ないに水たまりをつくる装置です。シンガポールではイギリス式の「ボトルトラップ」という装置が付いており、このボトルトラップはネジ式で外せるようになっています。排水の流れが悪いときなどは、ここに髪の毛やゴミが詰まっている場合がありますので、外してみて髪の毛やゴミを掃除しましょう。

(7) トイレの水が流れないと家主に連絡したら自分でなおせと言われた?!

賃貸借契約書には排水の詰まりについては入居者の責任としているものが多くあります。住宅を引渡したときにちゃんと流れていたから、その後の詰まりは入居者が何か詰まらせたと考えるからです。
いざというときのために、トイレ、排水の詰まりを解除するような薬剤、もしくは水圧をかけて流し去るような道具を用意しておくことが必要です。どうしても自分で出来ないときは、念のため家主に連絡をした上で、修理業者を手配してください。

(8) 台所の換気扇は、換気扇のようで換気扇でない?!

シンガポールでは台所に換気扇のようなものがありますが、日本のように強制排気の機能はついていないものがほとんどです。「クッカーハブ」と呼ばれる空気循環器で、単に空気を循環させ、フィルターによって煙の油を漉し取る仕組みになっています。したがって、サンマを焼くような煙がモクモク出るような料理はできません。フィルターは通常メタルのメッシュ式のものが多く、このメタルフィルタは時々取り外して、アルカリ洗剤で掃除をしましょう。このクッカーハブは換気はしませんが、油や熱の拡散を防ぎ周囲のキッチンキャビネットを保護する役割があります。そのため、炒め物など油を使い、強火で調理する際には必ず使用しなくてはなりません。使用しない場合周囲のキッチンキャビネットなどを損傷した場合、その修理費用は入居者負担となりますのでご注意下さい。

(9) メイド用のトイレは無用の長物

コンドミニアムの多くにはメイド用のトイレがついています。使われない方も多いと思われますが、水は定期的に流すようにしましょう。給水管は銅でできており、壁の中に埋め込まれているため、滞留水があると錆や水漏れの原因となることもあります。また、水を貯めたままにしておきますと、蚊の湧く原因にもなりますので、メイド用のトイレ・洗面器の水は、少なくとも週2・3回は流すようにしましょう。ときどきこのメイド用のトイレを倉庫の用に使用している方もいますが、そのような使い方はしないように気をつけて下さい。

(10) ホームオートメーション設備が壊れたら電話が一切使えなくなる?!

最近のコンドミニアムには、外部から電話を利用してエアコンや給湯器をコントロールできたり、留守宅の際に侵入者があった場合に警備員に知らせるシステムが設置されている建物がときどき見受けられます。システムによっては留守番電話機能が付属されているものもあり、お子さんがいじったりして、設定が変わって電話そのものが使えなくなることもありますので、このような設備はあまり利用しない方が無難です。また、インターホンシステムが電話に転送されて住戸内部にインターホン用の受話器がないケースもあります。そのような場合には管理事務所でインターホンの連絡を自分の電話(固定電話や携帯電話)に転送される手続きが必要です。

(11) バルコニーを部屋として使っていいの?

古いコンドミニアムなどではバルコニーやウォッシュエリアにオーナー自身で窓を取り付けて、室内として使っているユニットがたまに見受けられます。この場合でも、この部分はあくまでバルコニーやウォッシュエリアであり、雨が入ることを前提に設計されており、天井から雨が漏れるケースもありますので、ご注意ください。

(12) エアコン室外機からの水漏れはなんとかならないの?

エアコンの室外機と冷媒管の接続部分は必ず結露します。ここから落ちてくる水滴は水漏れによるものではありません。

(13) シンガポールのカーテンはよく壊れる?

最近はロープ式の「ドレープカーテン」が増えてきました。この方式のカーテンは、カーテン自身を引っ張って開け閉めしようとすると、取り付けの金具が曲がり、壊れやすくなりますので、カーテン自身を引っ張っての開け閉めはしないでください。
ブラインドがついているアパートも増えてきました。一般にブラインドはカーテンよりも外れやすいので、取扱いには十分に注意してください。

(14) ドアベルが突然ならなくなった!

シンガポールの住宅のほとんどのドアベルは電池で動いています。ドアベルが鳴らなくなった場合、フタをあけて、電池を交換しましょう。

(15) ブレーカーが落ちた!!どうしたらよいのかわからない!!

シンガポールのコンドミニアムでは電気系統の接触不良などによる故障も多く発生します。電灯がつかなくなったり、エアコンが止まったりする原因の多くはブレーカーが落ちることによるものです。そのため、ブレーカーの位置は必ず確認しておいてください。

(16) 釘やフックを壁に打ちつけていいの?

シンガポールの家の壁はペンキ仕上げが主流です。したがって、多少の汚れや傷はオーナーがあまり気にしない場合も多いのですが、構造体はコンクリートでなく、レンガでできていますので、小さな釘で打っても外れる場合が多く、大きな釘やアンカーを打つと壁がはがれる可能性があります。大きな絵などを掛けられる予定がある場合には、予めオーナーにどこに掛けたらよいか相談しておくと良いでしょう。
また、フックには釘式と接着剤式とがありますが、釘の場合はパテで補修し、接着剤の場合は丁寧にはがしてから、物件の返却をする必要があります。

(17) 上の階や隣の音が気になるのですが、なんとかなりませんか?

直接その人に言うか、管理事務所から言ってもらうほかありません。
シンガポールの建物の床・天井は断熱防音装置がほどこされていない場合がほとんどです。隣戸や上下階の音がかなり響きます。また天井が高い部屋などは音が反響するので、ピアノや楽器などを弾かれる場合は、特にご近所に迷惑にならないように気をつけましょう。

  • 3. こんなときどうする(故障)

  • What do you do at a time like this (faillure)

(1) エアコンの調子が悪い(冷えない、音がうるさいなど)

まずは、定期点検を依頼しているエアコン・メンテナンス会社に連絡しましょう。家主がエアコン・メンテナンス会社に点検を手配している場合でも、家主よりもその会社に連絡したほうが処置が早まります。そのために、定期点検をしているエアコン・メンテナンス会社の名前は点検に来た際に確認しておきましょう。
エアコン・メンテナンス会社が状況を確認し、機械自体の修理が必要な場合は家主に手配してもらうことになります。

(2) 電気給湯器など、建物の備え付けの機器が壊れたときはどうすればいいの?

オーナーは製品のメーカー、あるいは販売代理店に修理を依頼することになりますので、製品のメーカー名と品番を控え、オーナーにお知らせください。
通常、製品の保証期間後の修理費用は修理当日に現金払いとなります。また契約上、一定金額以下の修理については借主の負担となっている場合があります。この場合、この額を上回ったときにのみ家主に請求することになります。

  • 4. こんなときどうする(その他)

  • What do you do when this (Other)

(1) ダスターシュートの使い方はどうすればよいの?

シンガポールにはゴミの分別収集の習慣や法規がありません。ゴミは各戸または共用廊下にあるダストシュートから捨てることになります。ガラス瓶など落として割れるもの、針や缶切りで切った缶、レンガなど重い物、新聞紙の束、段ボールなど常識的にダスターシュートで捨てた場合問題になりそうなものは地下の大型ゴミ置き場に持って行って下さい。家具や電気製品などの粗大ゴミは回収業者を手配して持って行ってもらう必要があります。引越用や電気製品などのダンボール箱は、畳んでまとめ、廊下または一階の出入り口付近に置いて、共用部の清掃の人に話して持って行ってもらいましょう。

(2) 家主宛ての郵便が届いたときはどうすればいいの?

物件引渡し後に前賃借人宛てや、家主宛ての郵便が届くことがあります。この場合、“NO SUCH PERSON”と朱書きいただき、ポストに投函すれば差出人に返されます。
但し、納税署など、いくつかの官公庁からの郵便の中には、物件の所有者の情報に基づいて発行されるものがありますので、家主宛ての郵便で官公庁(~~Authority)から届いたものは、家主に転送する必要があります(一年に2・3回)。家主の住所は契約書に書かれていますので、そちらに郵送してください。差出人に返送しても、また送られてきます。

(3) 急に転勤が決まったのですが、どんな手続きが必要なの?

転勤などにより、居住者がシンガポールを去らなくてはならなくなった場合の中途解約、いわゆるDiplomatic Clauseの適用は、弊社の書式を参考に家主宛てに書留郵便(Registered Mail / Certified Mail)で郵送することにより行ってください。

(4) 後任者が今の住宅に住むことになったのですが、どんな手続きが必要なの?

法人契約であれば、同じ法人に勤める別の社員が前任者からそのアパートを引き継ぐことができますが、その場合、必ず家主に通知しておく必要があります。弊社の書式を参考に居住者の変更通知を出してください。
SPサービス(電気ガス水道などの公共料金)はこれまでの人のアカウントを解約して、新しい人の名前で再度お申込になららた方が、アカウントの引き継ぎより問題が少なく簡単に手続きができます。携帯電話はトランスファーせず、別の番号を新たに申し込んだほうが良いでしょう。
INVENTORY LISTなどの必要な書類はすべて後任の方に手渡ししておきましょう。壊してしまったものがある場合など、後任の方に迷惑をかけないよう、その補修費用の負担などもはっきりさせておきましょう。前任者から後任者への居住者の入れ替わりの際には、通常家主が立ち会うことはありません。

(5) 家主が物件を売却したようですが、契約書を新家主と取り交わす必要は?

必要ありません。賃貸借契約書内容も新家主に引き継がれますので、何もすることはありません。新しい家主の弁護士から家主が変わった旨の通知が参ります。その手紙には通常、物件の権利移転の日付や、新しい家主の住所が書かれていますので、その指示に従って、家賃の支払先を変更してください。この場合、家主からの口頭による指示には絶対に従わず、必ず弁護士からの書面による連絡を要求してください。また、物件の買い手は弊社のことを知りませんので、弊社には連絡をしてきません。物件の所有者が変わった場合、修理などが発生した場合の連絡先が変わりますので、お手数ですが、新しい家主の弁護士から届いた手紙のコピーをメールもしくはFAXにて弊社までお送りください。

(6) 契約期限が近づいたらどうするの?

契約の更新をする場合、以下の3種類があります。
・現契約に基づく延長(通常1年の延長)
・再契約(通常2年の延長)
・短期(通常1年未満の延長)
多くの賃貸借契約では、契約を更新しない場合は借主から通知をする必要がないようになっています。契約更新の通知を出さず、契約期限が満了した場合は、自動的に契約は切れます(賃貸借契約書をご確認ください)。したがって、契約延長通知を通知期限(通常契約期限の2ヶ月前)までに出さなかった場合、家主は賃借人が契約を更新する意思がないものと判断し、次の賃借人を探し始めます。通知期限から契約満了までの間に契約更新の交渉をすることもできますので、通知を期限までに出さなかったからといって、契約更新が全くできなくなるわけではありません。

(7) 契約を更新するときは自分で手続きをするの?

シンガポールの賃貸仲介市場では、仲介手数料は一般的に家主から支払われます。したがって、更新についても家主は仲介手数料を節約するために仲介会社の介入を嫌います。その場合、基本的には全ての交渉は家主と直接行わなくてはならず、更新期間中のの問題についても家主との直接交渉が必要になります。

(8) 物件を家主に返さなくてはならないときにどんなことに注意するべきですか?

・日程

引越の日程は双方都合の良い日で設定することになりますが、契約期限前に引渡しを済ませたとしても契約期限までの家賃は返還されません。

・電気・水道

電気・水道(SPサービス)は家主に引き渡す日の翌日にカットされるように解約通知を出してください。引渡時に全ての電気製品や衛星器具をチェックしますので、鍵の返却当日は電気・水道がきいてなければなりません。SPサービスの解約は本人でなければできません。本人が物件返却日以前に帰国する場合は、カットする日を返却日の翌日に指定し、帰国前に手続きを済ませてください。
また、電気・水道・電話に関してデポジットを払っているケースなど、引越し後にそのお金が返ってきますし、解約までの使用料を支払わなくてはならないので、銀行口座はしばらく開けておき、入金・小切手による支払いができるような状態にしておいたほうが無難です。その後に銀行宛てに書面にて口座閉鎖及び口座残高を送金してもらう旨の依頼を出すことによって口座を閉めることが可能です。

・引越し日

物件返却の日には、家主から借りた家具その他の物品以外は残しておくことができません。物件返却の日までに引越しは終わらせておかなくてはなりません。壁に打ちつけた(または貼り付けた)釘やフックは、原則除去しておいてください。
・物品(INVENTORY)
“INVENTORY LIST”にある物品が全て揃っているかどうかを前日までに確認しておいてください。当日に一つ一つチェックしていきます。特にベッドルームや引き出しの鍵、電気製品の説明書などは2年間の内になくしている場合が多いので、その場合、事前に家主に連絡をしておくべきでしょう。また、エアコンの点検を行った記録(定期点検契約書や点検の際のレシート)も用意しておきましょう。電化製品のリモコンの電池や照明の電球が切れている場合には、設備機械そのものの故障と勘違いされないために交換しておきましょう。

・敷金

最近シンガポールでも日本と同様に、引越し後の家主の清掃費用などを敷金から差引かれるというケースが多くなりました。特に著しく汚れていた場合や紛失したものがある場合、破損したものがある場合は、その費用を差し引かれます。敷金は契約期限が満了していなくても、物件を引き渡せば返還請求ができますが、差し引きがあることがはっきりしている場合には、その額が確定するまで返還されません。